着床出血か生理かは基礎体温で確認できる

受精卵が子宮内膜に定着する際に出血を伴うことがあります。受精卵が子宮内膜に入り込もうとする時に傷を作るのが原因と考えられていますが、スムーズに着床した場合には出血も痛みも伴わないことがあります。妊娠から出産までの症状はあくまでも平均的なものであり、個人差があるので出血の有無で慌てないことが大切です。ただし受精出来なかった場合には、生理として排泄されます。出血の量が多く数日間続く場合には、着床の影響なのか生理なのか判別が難しくなります。市販の検査薬でチェックすれば妊娠の有無を確認出来ますが、検査に必要なhCGホルモンが分泌されるには着床から2週間後ぐらいかかります。産婦人科でも妊娠5週目にならないと確実な結果が出ないので、時期を待って検査するとよいでしょう。

 

何週間も待たなくても、基礎体温を確認すれば着床出血と生理の判断がつきます。生理周期は、低温期と高温期が繰り返されています。低温期は生理が始まるあたりから排卵が完了するまで続き、排卵が完了した数日後から次の生理日までは高温期が続きます。妊娠して着床した場合には、基礎体温は高温期にもかかわらず一時的に低温になります。体温が低くなるのは1日から2日で、遅くとも3日目には再び高温期に戻ります。体温が戻らずに低いまま推移している場合には、出血は着床出血ではなく生理によるものと判断でき、妊娠した可能性が低いと考えられます。基礎体温の記録は、生理日の予測や着床の確認の目安として有効な手段です。また低温期と高温期が交互にあらわれない場合には、妊娠しにくい環境になっている可能性があります。基礎体温の記録を習慣にしておくと妊活にも役立ちます。